<< PREV | PAGE-SELECT | next >>

>> EDIT

あらしの長月、落ち着いて深く考えるとき

 長い暑さの連続のせいでもないだろうが、
血の気の多い発言がこの国の行方を左右しようとする人々のなかに目立つようになって来た。
センカクもタケシマも民族意識を煽り立てる絶好のチャンスとばかりにマスメディアを席捲している。
挙句の果てにドジョウ総理は「だからオスプレイが必要」・「不退転の決意で」と急にトーンを上げ始めた。

 そんな中、女性ジャーナリストがシリアの戦場で凶弾に倒れて、無言の帰宅となった。
報道によると、戦争の下で生きている女性や子どもたちの様子、その被害のありさまを
世界に発信し続けて来られたとある。まさかの覚悟を持ってしかできないことだったに違いない。
ともに活動してきた方や彼女のお父さんの言葉一つ一つに
言いようのない悲しみと無念な思いが伝わってきて、涙が止まらない。

 これからの季節つぎつぎ嵐はやってくる。
天然現象なら台風一過ということもあろうが、国家とか国益とかいう言葉が起こす嵐は、
とてつもない悲劇を併せ持って、平和も友好も人間性も踏みにじってゆくに違いない。
こんなときには勇ましい言葉はいらない。
過去の歴史からその真実をしっかり学びとり、深く考えて行動することが必要なのだと思う。

 戦争はいつだって、どこだって、どんな理屈をこねようと、理不尽な結果をもたらすということを、
作品の上からも改めて訴えていかなくてはならない時になってきた。


山根宏章
スポンサーサイト



| ご挨拶 | 11:30 | コメント:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント:

<< PREV | PAGE-SELECT | NEXT >>