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味覚と嗅覚とセリフ

こんにちは、禄里です。


舌を噛んだ。昼食。

痛い。

うー。


せっかく受かった高校に一日しか行けていない息子と上演が全くなくなり家に居続ける父親との二人での昼食。サンドイッチ。男と男のサンドイッチ。レタスとトマトとチーズを挟んだもの。昨晩作ったポテトサラダもこれから挟んで食べようと思ってたのに。
クソ、めちゃくちゃ痛いじゃねえか。出血多量。白いパンは赤く染まった。トマトかと思い違うくらいに。


よせばいいのに夕食には患部に沁みそうなしょうゆ味の煮物を作ってしまう。食べたいんだから仕方ない。ショウガたっぷりの鰯の煮つけ。沁みまくり。当たり前だ。痛くて食事どころじゃなくなった。

食いしん坊が食事を楽しめないことほどツラいものはない。僕などは食べることを楽しみに生きているようなものなので、この状況は人生の終わりを意味している。大げさ。わかってる。


もし


こんな時に上演があったら


セリフもうまく言えない


のかな。


気をつけなきゃ。

いつでも上演できるように。
いつでも芝居ができるように。


────────


久しぶりの出勤でほとんど一日中していたマスク。自宅の最寄り駅を降り、誰もいない薄暗い路上でようやく外した。外せた。

入ってきたのは湿気を含んだやわらかな夜の匂い。 土の、草木の、水たまりの、そこらの路地裏にいる動物たちの、どこかの家庭の夕食の、そんなものが混じったとてもいい匂い。

そんな匂いを一日分吸い込んでいると、まあマスクをするのも悪くねえかな、と思う。
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