ゆっくりと着実に
人形劇の上演には移動がつきものです。陸路、空路そして海路と場所によってさまざまです。今回は「ばけものづかい」の上演の帰りに宮崎県から海路で本州へと渡りました。自動車や飛行機とは違いフェリー(船)は速度もゆっくりでゆったりとしたものです。船内にいると、常に揺れを感じますがどちらに向かって進んでいるのか分からなくてその場に留まってただ揺れているような錯覚に陥る事もあります。でも船は着実に進んでおり目的地へと向かっています。そんなフェリーが大好きなのですがふと自分の事が頭をよぎりました。人形劇人生ともうしましょうか、ただいま人形劇の海原を航行中ですが、いったい何処に向かって進んでいるのだろう?果たして前進しているのだろうか?目的地って何処だろう?ゆっくり揺れながら時に激しく揺れながら進むフェリーの中更に激しく揺れる私はすっかり船酔いしてしまいました。作成者田村
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