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2018年 新春を迎えて  

新年あけましておめでとうございます。

  昨年は、さねとう・あきら先生一周忌追悼公演「鬼ひめ哀話」を皮切りに、初めての海外公演が6月に中国・四川省南充市へ「ばけものづかい」で、9月にはロシア・オムスク市へ「鬼ひめ哀話」でと二回も立て続けに人形劇フェスティバルに参加し、国内の夏フェスでは「ルドルフとイッパイアッテナ」を東京・佐久・飯田の各地で出演、さらには新作「14ひきのはるなつあきふゆ<その2―-あき>を制作上演、その合間を縫って長期の旅公演が北海道・北陸・鹿児島etc・・・と、驚異的なスケジュールに追いまくられました。10人足らずの劇団でよくもまあと我ながら舌を巻いております。

  とはいえ終わってみれば楽しい記憶ばかり、さらには[日本舞台芸術家組合賞]までいただいて、明日ぽっくり逝くのでは・・・と年を越すのが心配でしたが、暇ができると体を壊す悪い癖もウイルス性胃炎ぐらいで何とかしのいで、快晴の新年を迎えることができました。

  さて、去年の反省に立って考えてみるとき、忙しさにかまけて自分たちのことばかりに終始していた思いがあります。もっと社会に貢献する活動に目を向けなくてはならないこと、広く演劇の仲間やさまざまな舞台活動全般にかかわる人たちとの連帯と連携を深めなくてはならないこと、芸術家としての自覚はもちろんその責務と権利についての意識的な取り組みとディスカッションを具体にやっていくこと等々、プロとしての課題が山積みです。

  そして、自分たちの大切な相手である子どもたちの置かれている現状とそしてその親たちが抱えている諸問題など、自分たちは社会的な要望に応えられているのか常に考え実践していく中で自分たちの成長を図り、さらには現在の政治のゆがみを正していく運動に積極的に参加していかなくてはなりません。文化予算を引き出すだけでなくそれ以上に、文化そのものの価値をもっと訴えて、この国における文化の地位を高めていく必要があるのではないか?その土台が自らの意識の変革にあるだろうといま改めて思っています。

  それにしても、人形劇の仕事に携わって62年いつもどうやったら人を喜ばせられるかばかり考えてきたような気がします。そう、客に対しても仲間に対しても。

 それは自分をとってもいい気持ちにさせてくれるから少しも苦労は感じなかったけど、時間に追い回されて自分の年がいくつなのかわからなくなっちゃったようです、認知症の始まりかな?あぶないあぶない。

  さ、今年も張り切って《元気が取り柄》で走り回ろう!みなさんよろしく!!

 劇団代表  山 根 宏 章
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