ロスしてる暇は無い!!
(文章:たきたえいみ)
ずっとずっと楽しみにしていた、地元・北海道十勝での『ルドルフとイッパイアッテナ』と、今回初めて行く事が出来た北海道唯一の人形劇場であるやまびこ座での自主公演が無事に終演した。
予想を越えるお客さんの入り、そして家族に舞台をみせられたこと、友達が友達を呼んで繋がった仲間みんなでお話が出来たこと。
何だかとっても温かい空間になった。
この1回で終わらせたくない。また札幌に来てねと言ってくれた友人に、もっと面白いものを観せてやりたい!
めちゃくちゃ楽しみにしていた北海道旅が終わって少しロスになりかけたが、そんな場合じゃない。稽古稽古、上演上演!
そして私には、もうひとつ大きな山がある。
12月に香川県のとらまる座で開催される『創作公演ギャザリング』に新作の一人芝居を持っていくのだ…!(震)
まだまだ物は揃っていないし立ち稽古も始められていない。やることしかない。
11月・12月は劇団の繁忙期。なんと平日は毎日上演が入っているのである。
ということは、9月と10月が勝負。
やるしかない…!
やればできる!
できっこないをやらなくちゃ!!
外は金木犀の匂い。
蝉の声はいつしか鈴虫の声に変わっている。
涼しい、いや、熱い秋が始まる。
今年は何かと大変・・・
なにせ例年参加している7月下旬に夏フェス公演、8月上旬に佐久フェス公演、8月下旬に狭山市市民会館・川越西文化会館・横浜にぎわい座で公演、そして8月末から北海道公演、途中札幌やまびこ座公演を挟みながら、9月中旬青森公演まで目まぐるしく活動が続いた。
殆どがほぼ手打ち公演、集客~チケット販売、受付、そして上演まで、殆どの公演業務を劇団が担う。とても大変だったが、チケットを購入し会場へ足を運んでくれる、観劇に興味関心を持ち期待に胸を膨らませ来場してくれた。
上演後の場内を包み込む惜しみない拍手が私達の糧となり、次の公演、更にその先の公演へと繋がっていく。
既に9月も中旬から下旬、これからは子ども達の日常過ごす場での公演活動が年末まで続いていく。毎回会場で起こる拍手と笑顔に支えられながら・・・。
今回はTatsukiでした~☆